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3/23(木) JECIE主催のセミナーを衆議院第一議員会館にて開催します

特定非営利活動法人日本子宮内膜症啓発会議(実行委員長:百枝幹雄)は、3 月 23 日(木)に、セミナーを下記の要領で開催いたしますので、ご案内いたします。

女性のライフステージと月経は非常に深く関係し、思春期から初経を迎えてから、キャリア形成期である性成熟期には出産・育児などのライフイベントがあり、キャリア維持期である 40 代後半から 50 代にかけて更年期を迎え閉経します。しかし、月経困難症や子宮内膜症などの月経関連疾患は、不妊や QOL 低下により就学・就業へも大きく影響することから、これらの年間の社会経済的負担は約 6,828 億円と推計される発表もあります。社会的に女性活躍推進を大きく掲げている昨今、女性が健やかに活躍し、妊娠出産できるためには臨床と研究だけでなく、社会的・包括的枠組みが必要であります。そこで女性を月経関連疾患による身体的リスクや負担から救うことができるよう、本会では月経困難症・子宮内膜症に対する医療早期介入の医療経済評価研究に取り組み、早期の治療が経済的にも効率が良いと実証することで社会的にも本問題を認知いただき、包括的な枠組みでのケアができるよう多くの皆様にご理解とご協力をお願いする次第です。

本セミナーではこの度の医療経済研究結果の発表に加え、行政の取り組み、政府の取り組み、企業の取り組みについてそれぞれのお立場からもお話いただく予定です。

ご参加いただける際はプログラムの参加申込欄をこちらからダウンロードのうえにご記入のうえ本会事務局まで FAX(03-6228-4364)あるいは Email(info@jecie.jp)にてお申込みください。

特定非営利活動法人日本子宮内膜症啓発会議 セミナー

月経関連疾患の個人・社会に及ぼす影響
医療経済学からみた子宮内膜症早期治療の意義
「健康でキラキラした女性が活躍する日本へ」

日程:  3月23日(木)  15:30~17:30
会場:  衆議院第一議員会館 地下1階 大会議室

1,女性活躍推進と健康 自由民主党女性局の取り組み
高階恵美子(自由民主党女性局局長)

2,月経関連疾患の現状と課題、日本子宮内膜症啓発会議の取り組み
百枝幹雄(日本子宮内膜症啓発会議実行委員長)

3,医療経済について
荒川一郎(帝京平成大学薬学部教授)

4,子宮内膜症・月経困難症の医療経済インパクト
大須賀穣(日本子宮内膜症啓発会議顧問)

5,医療経済インパクトからみた早期介入意義
太田郁子(日本子宮内膜症啓発会議実行委員)

6,企業健保の取り組みと要望
鵜飼雅信(一般社団法人保険者機能を推進する会副会長)

7,自民党女性局の取り組み、文部科学省、厚生労働省が取り組むべきこと
宮川典子(自由民主党女性局局長代理)

8,女性特有疾患に対する教育・制度における文部科学省の取り組み(仮題)
樋口尚也(文部科学大臣 政務官)

9,厚生労働省の取り組み(仮題)
堀内詔子(厚生労働大臣 政務官)

主催 特定非営利活動法人日本子宮内膜症啓発会議
協力 バイエル薬品株式会社、リボンムーブメント、Stand for mothers、女性医療ネットワーク
後援 日本医師会、日本産科婦人科内視鏡学会、日本エンドメトリオーシス学会、日本対がん協会
   日本生殖医学会、保険者機能を推進する会、日本思春期学会
   日本女性医学学会、厚生労働省、文部科学省
   健康保険組合連合会、日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会

2017年03月09日