秋田県養護教諭研究会

開催までの経緯

 平成24年6月16日(土)全国養護教諭連絡協議会第14回学校保健連絡協議会での滋賀医科大学地域周産期医療学講座教授 髙橋健太郎先生の講演「月経困難症の現状と課題」、日本子宮内膜症啓発会議事務局長 堀内吉久氏の提案「日本子宮内膜症啓発会議から」をお聞きしたことが日本子宮内膜症啓発会議(JECIE)との出会いでした。
 女性として、養護教諭として、子宮と月経の仕組みについて理解しているようで、きちんと理解していなかったことに気付かされました。(「目からうろこ」とは、まさしくこのこと)正しい知識を本県養護教諭へ伝達するためにはJECIEの活用が有効であると確信し、即連絡したところ快諾してくださいました。
 平成25年度の本会研究協議会シンポジウムテーマを「性に関する指導~月経指導について~」に決めていたので、事前研修として平成25年1月7日(月)・8日(火)本県学校保健ゼミナールでの髙橋健太郎先生の講演をお願いしました。当日は、JECIE事務局長の堀内吉久氏からもお話をいただき、大好評でした。参加者のアンケートから、「もっと聞きたい」「また聞きたい」というアンコールの声が多く、平成25年度の学校保健ゼミナール(主催が県学校保健会から本研究会に移行し、開催日が半年後の7月31日(水)協議会翌日8月1日(木)となりました)での講演を再度JECIEにお願いしました。(もちろん快諾してくださいました)
 講演開催に向けてJECIEと打合せをさせていただき、「本県養護教諭へ最新の情報を伝え、正しい知識を身に付け、養護教諭としての資質の向上を」という思いを伝えたところ、ステップアップできる複数年開催をプランニングしていただくことになりました。平成25年度学校保健ゼミナールの講演はもちろん好評でした。もうすでに平成26年度のプランニングも始まっており、とても楽しみです。

ゼミナール参加会員アンケートより

JECIE担当理事より

おわりに

 JECIE事務局長の堀内吉久さんと事務局の田口知佳さんには、講演に対する本研究会の思いを汲んでいただいたり、無理なお願いを快く引き受けていただいたり、「ありがとう」の一言では伝えられないくらい感謝をしています。このご縁は、大きな大きな宝物となり、これからも大切にさせていただきたいと思っています。
 「百聞は一見にしかず」です。先ずはJECIEに連絡を取って、講演のプランニングをお願いしてみてください。参加した誰もが満足でき、そしてまた聞きたいという講演に出会えます。

文責:秋田県養護教諭研究会 会長 齋藤寛子