Part4 ネットで、一つひとつの情報を確認する際のコツはこれ!前編
まとめ
この回では、インターネットで健康医療分野のWEBサイトにアクセスした時の、チェックポイントを学びました。「サイトの運営者」の信頼性と、「個別情報」の信頼性に分けてチェックすることが大事です。まずは、「サイトの運営者」の信頼性についておさらいして見ましょう。
- サイト運営者の名称チェックをする
サイト運営者の名称確認から。「xxx協会」「xxx委員会」とあっても公的団体や非営利団体とは限りません。 - サイト運営者の連絡先をチェックする
サイト運営主体の所在は、堂々と明記されていますか。住所、電話番号、メールアドレス(メールフォーム)などの連絡先を確認しましょう。 - 安易に強い表現をしていないか
健康・医療分野では、断定表現を避けることが慣例です。断定するに足る根拠が存在することは、あまりないからです。同時に、見る人を不安に陥れたりあせらせる表現が多いサイトも、避ける方が無難です。 - 法律に基づいて事業を行っているか
そのサイト上で事業が営まれている場合には、法的なチェックも有効です。通信販売や人材紹介などには関連法規が存在しますし、個人情報の取り扱いには個人情報保護法があります。それらの法律を順守していないサイトは、避けましょう。 - 問合せ窓口がきちんとあるか
問い合わせ窓口があって、何かトラブルがあった場合に、すぐに相談ができそうですか?FAQ(※)が用意されているなど、利用者対応に熱心な様子が伺えるとよりよいです。
※FAQ=「よくある質問」。利用者対応を真面目にやっている団体であれば、その蓄積で、FAQはすぐに作ることができるはずです。
次回は、個別情報を見極める5つの方法をご紹介します。