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11/7 戸板女子短期大学の1年生に向けて講義を実施しました

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11月7日に戸板女子短期大学で、「働くオンナの新常識、就職活動をきっかけに、自分の健康を守れるひとになろう」というタイトルで講義を行いました。これは、「戸板ゼミナール」とよばれる1年生を対象とした必修授業の1コマの中で行いました。講師は、本会実行委員の日本医科大学教授明楽重夫先生、サノフィ・アベンティス健康保険組合の瀬戸亜矢子さん、戸板女子短期大学 保健室の松原雅枝先生の3名の講師が務めました。また、今回の授業は、同日のNHKの首都圏ネットワークでも紹介されました。

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まずは、瀬戸さんが、社会人の立場から就職活動をひかえた短大1年生に向けて、これから働きはじめるなか、自分らしく生きるためセルフコントロールの重要性を説きました。女性の社会進出や出生率の低下など、いま女性が社会に必要とされている一方で、自分のからだは自分で守る必要もあるということを学生のみなさんに伝えました。講義後の質疑応答も行い、社会に出て働いている瀬戸さんに向けて、たくさんの質問が出ました。

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次に、明楽先生が登壇し、そうした”女性の社会人のあるべき姿”になるうえで大切な月経困難症・子宮内膜症の知識を解説しました。特に、生理痛は病気のサインであること、痛みがあったらまずは婦人科に行って診察して欲しいことを伝えました。戸板祭で実施したアンケートでは、生理痛があっても市販の鎮痛剤で済ませてしまう人が6割でしたが、学生さんたちは「それじゃ駄目」ということを実感しながら、熱心に聞く姿が多く見られました。

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最後に、戸板女子短期大学の松原先生が登壇しました。松原先生は、生理痛があれば保健室で相談にのれることを話しました。


授業後、学生さんからは、「痛みがあったら婦人科に行かなければいけないということが分かった」などの感想が聞かれました。

2013年11月27日