子宮内膜症は、月経のたびに症状が進行していくと考えられています。このため、月経の回数が多くなるほど、子宮内膜症になる可能性が高まり、また、症状が悪化していきます。戦前の女性は、月経回数は生涯で50回程度でしたが、現代の女性は約9倍の450回とも言われています。これは、初潮の若年化や初産年齢の高齢化、出産回数の減少、授乳しないことなどが原因です。子宮内膜症は、現代病とも言うことができます。